▶ビットコイン自動積立プログラム「note」で販売中!
【PR開示】当ブログの記事には、アフィリエイトリンクが含まれている場合があります。 詳しくは利用規約をご覧ください。

貴金属ETF比較(銀/プラチナ/パラジウム)【SLV/SIVR/PPLT/PALL/GLTR】おすすめ米国ETF

貴金属ETF比較(銀/プラチナ/パラジウム)【SLV/SIVR/PPLT/PALL/GLTR】おすすめ米国ETF コモディティETF
この記事は約12分で読めます。

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。

海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(旧ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)の口座開設しました。

関連記事
>> 米国ネット証券会社「Firstrade」口座開設方法【15分で完了】
>> Firstradeへの送金にも使える!プレスティアSMBC信託銀行が意外とイケてる理由
>> 海外送金Wise(ワイズ)の魅力とは?海外移住者が選ぶ3つの理由

2023年 Firstrade証券が全米7位の高評価!!

米国の度重なる銀行破綻により安全資産である金の価格が再び高騰しています。

一方、ウクライナ危機の際の供給途絶への懸念から上昇したパラジウムですが、その後、貿易の流れの転換、制裁措置の欠如、中国のロックダウン、予想以上の暖冬など、さまざまな要因で価格は下落。

さらに、戦争が商品価格に与えた影響は、主に市場の投機によるものであったとわかり、現在はコロナ前のお買い得な価格に戻りつつあります。

金関連ETFは米国では18本ほどあったのですが、その他の貴金属は、銀関連は8本、プラチナ関連3本、パラジウム1本と流石にバリエーションは少なそうです。

現在お買い得な貴金属ETFの中から純資産高めのETFを抜粋して比較してみます。

※本記事は2023年5月時点での情報です。

貴金属ETF(銀/プラチナ/パラジウム)5本を比較

銀を買うETF_SLV-SIVR-PPLT-PALL-GLTR

まずは各ETFの主要スペックをざっくり比較してみます。
※比較用に金ETFの代表格「GLD」も並べてみました

銘柄名投資対象資産
総額
月平均
出来高
経費率10年平均
成長率
10年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
GLD60.2B8.6M0.40%1.3%-37.4%0.101.43B
SLV11.8B26.0M0.50%-2.3%-57.1%0.02-120M
SIVR1.2B0.8M0.30%-2.1%-56.5%0.0232M
PPLTプラチナ1.0B0.1M0.60%-4.0%-58.8%-0.13-113M
PALLパラジウム0.2B0.02M0.60%7.0%-52.2%0.5133M
GLTRミックス1.0B0.02M0.60%0.0%-44.7%0.04-3M
2023年5月時点

SLV以外は、Aberdeenブランドで固められており「GLTR」という貴金属を全てミックスしたETFまであります。

銀ETF①「SLV」iShares Silver Trust

SLV
(iShares)
資産
総額
月平均
出来高
経費率10年平均
成長率
10年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
23/0511.8B26.0M0.50%-2.3%-57.1%0.02-120M
22/0313.7B654M0.50%-1.7%-61.1%0.054.1M
20/0914.9B1,370M0.50%3,370M

「SLV」は、iSharesが2006年に販売開始した老舗ETFです。
同シリーズに金ETFの「IAU」があり、金銀ETFともに同カテゴリで最も流動性が高い人気商品です。

しかし、最近では手数料が0.2%安い「SIVR」が評価され、資金が大きく流出している。

銀ETF②「SIVR」Aberdeen Standard Physical Silver Shares ETF

SIVR
(Aberdeen)
資産
総額
月平均
出来高
経費率10年平均
成長率
10年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
23/051.2B0.8M0.30%-2.1%-56.5%0.0232M
22/031.1B16M0.30%-1.5%-60.5%0.0662M
20/090.9B32M0.30%177M

「SILV」は、貴金属シリーズを最安の経費率で網羅するAberdeenシリーズの銀ETFです。
同シリーズに金ETFで経費率最安の「SGOL」があります。

 銀トップシェア「SLV」よりも4割低い経費率0.30%ということもあり、着々と「SLV」を追い上げています。

とはいえ、出来高はまだまだ低いので、あくまで長期保有の方向けの商品となっています。

プラチナETF「PPLT」Aberdeen Standard Physical Platinum Shares ETF

PPLT
(Aberdeen)
資産
総額
月平均
出来高
経費率10年平均
成長率
10年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
23/051.0B0.1M0.60%-4.0%-58.8%-0.13-113M
22/031.2B11M0.60%-3.4%-59.0%-0.08-95.4M
20/091.1B22M0.60%-5.4% -63.5% -0.17424M

「SILV」同様、AberdeenシリーズのプラチナETFです。プラチナ関連ETF3本の中では圧倒的シェアを誇りますが、コロナ後の高騰で価格が上昇しましたが、その後は横ばいの価格推移で、保有する意義が弱まっており、資金は流出傾向にあります。

ウクライナ侵攻の影響による貴金属の高騰で一時的に価格は再高騰しましたが、プラチナの供給は南アフリカが世界の80%を占めており、影響は比較的小さめのようです。

パラジウムETF「PALL」Aberdeen Standard Physical Palladium Shares ETF

PALL
(Aberdeen)
資産
総額
月平均
出来高
経費率10年平均
成長率
10年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
23/050.2B0.02M0.60%7.0%-52.2%0.5133M
22/030.6B11M0.60%13.5%-46.1%0.5640M
20/090.4B11M0.60%11.1% -46.1% 0.5165M

「SILV」同様、AberdeenシリーズのパラジウムETFです。
正直、パラジウムが何かよくわかりませんが、10年平均リターンが約7%金銀よりも好成績です。

調べてみると、銀歯・装飾品・自動車の触媒・電子部品などに使用されているようです。産地がロシア南アフリカに集中しており、今回のウクライナ侵攻による供給不安が価格高騰の要因のようです。

とは言え、価格上昇の要因は投機マネーによる影響が多く、実需要的には落ち着いていることが判明し、現在は元の価格に落ち着きつつあります。

貴金属ETF「GLTR」Aberdeen Standard Physical Precious Metals Basket Shares ETF

GLTR
(Aberdeen)
資産
総額
月平均
出来高
経費率10年平均
成長率
10年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
23/051.0B0.02M0.60%0.0%-44.7%0.04-3M
22/031.1B5.5M0.60%1.1%-47.9%0.12-5.6M
20/090.8B5.3M0.60%1.13% -53.3% 0.1371M

「GLTR」は貴金属抱き合わせETFで、各金属の割合は割合は以下の通り。

内訳パラジウムプラチナ
23/0560.0%27.6%8.4%4.1%
22/0352.0%27.9%16.0%4.2%
20/0960.2%22.9%13.2%3.6%
https://www.schwab.wallst.com/Prospect/Research/etfs/portfolio.asp?symbol=gltr

それぞれの現物価格に連動して追跡しており、ポートフォリオの構成も現物価格によって変化しているようです。

貴金属ETFを取りそろえる運用会社Aberdeenが組んだ貴金属のポートフォリオということで、自分で個別にETFを買うにしても、この比率はとても参考になりますね。

貴金属に関して分散投資の手間を省きたい人にとっては、とても便利な商品かもしれません。

貴金属ETFの購入方法

ご紹介したETFのうち「SLV」であれば、国内の証券口座でも取り扱いがあります。

シンボルFirstrade証券楽天証券SBI証券DMM 株ウィブル
SLV
SIVR
PPLT
PALL
GLTR
米国ETF
取扱数
3,000+ 400+ 400+280+2,000+
DMM 株 なら売買手数料無料!

その他のETFのご購入を検討中の方は、

取引手数料や口座維持費が無料のFirstrade口座開設をご検討の方はこちらの記事も合わせてどうぞ!

関連記事|海外移住後も米国株を売買したい方
>> 米国Firstrade(ファーストレード)証券 口座開設方法【15分で完了】
>> Firstrade証券への送金・入金方法の全体像【初心者&少額投資向き】

関連記事|日本居住者として米国株を売買したい方
手数料無料 >> DMM 株
米国株の取引手数料無料【DMM 株】縛り|分散ポートフォリオにおすすめのETF
手数料が割安 >> ウィブル証券
ウィブル証券の評判とは?日本投資家のゲームチェンジャーとなるのか?

結果 プラチナETF「PPLT」& パラジウムETF「PALL」購入

「貴金属(銀・プラチナ・パラジウム)関連ETF」を比較した結果、Firstrade証券にて、価格に底打ち感のある「PPLT」と、5年平均リターン30%の「PALL」(パラジウムETF)の積立を開始しました。

その後もコツコツ安い時期に仕込めたこともあり、大きなプラスで売却することができました!
他の株がボロボロの状況の中、でとても助かりました^^;

手数料無料少額分散投資の恩恵を享受することができ、感謝です!

ではまた!

関連|金ETF比較【GLD/IAU/GLDM/SGOL】

まずは貴金属の王者ゴールドのETFを購入の上、貴金属ETFをご検討下さい!

他にも魅力的な「米国コモディティETF」を比較しています!

タイトルとURLをコピーしました