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コロナ後|MM2Hビザが絶望的…フィリピン移住を検討してみる

コロナ後|MM2Hビザが絶望的...フィリピン移住を検討してみる ビザ
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こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

現在、私達家族はマレーシア移住を目指し、MM2Hビザの申請を今年3月に提出済み、、、だったのですが、MM2Hビザは、7月現在新規申請は停止中となっています。

2020年7月以降、MM2H審査担当が「観光省」から「入国管理局」に変更となったことで、これまでほぼ100%だった承認率にも大きな影響を及ぼす可能性があります。ちなみに、6月29日の審査結果(「観光省」として最後の審査)では、9割超の申請が却下されたそうです…。

というわけで、マレーシア「MM2H」ビザの取得が絶望的すぎるので、代替案を検討します。



以前書いた「家族の海外移住にオススメのビザ3選」という記事の中から「フィリピンは移住先として如何なものか?」について、改めて検討してみたいと思います。

コロナ後|MM2Hビザが絶望的!フィリピン移住を検討してみる

まずは、そもそも僕たちがなぜ海外移住を検討し始めたのか?

一言で言うと「今後、日本に住み続ける娘達の将来が心配」という事です。

「自然災害が多い」✕「莫大な借金を抱えている」というのがベースの問題ですが、加えて「いざ日本がヤバいとなった時に英語が話せない」もプラスされます。

つまり、移住先に求めるものは、以下の3点です。

・英語が使える
・自然災害が少ない
優先度は低いですが、
・物価(&税金)が安い【自分たちが使えるお金が増える】

その結果「マレーシア」が移住先候補となったのですが、「フィリピン」はどうなんでしょう?

各項目ごとに見ていきたいと思います。

英語が使えるのか?

フィリピンは、EF EPI英語能力指数(2019)でアジア2位、世界20位の高順位です。
シンガポールには遠く及びませんが、マレーシアと並び、アジアでは英語力の高い国として有名です。

アジア英語力ランキング

フィリピンはスペインの植民地時代を経て、1898年からアメリカ合衆国の統治下におかれました。その際、英語教師の派遣により、国民の9割以上が英会話スキルを身に着け、現在では、米国・インドに次ぐ、英語人口の多い国となりました。

また、フィリピンでは英語のコールセンター事業が盛んです。
一時期首位だったインドを抜いた理由は、賃金の安さだけではありません。

フィリピン人の英語は、インド人の英語に比べ訛りが少なく、また、南国特有の明るい性格(特に女性)が、コールセンターの業務に適していたようです。現在フィリピンでは、100万人(人口の1%)がコールセンターの業務に従事しているそうです。

「英語が使える」という点で、フィリピンは申し分のない国だと言えるでしょう。

自然災害が少ないのか?

7,000以上の島々からなるフィリピンは、自然災害に最も弱い国の1つです。
チーーン、、、

Lloyd’s City Risk Index 2018」によると、マニラは、東京、ニューヨークに次ぐ第3位のリスク都市であり、噴火、地震、津波、洪水、台風・暴風雨、干ばつと全てのリスクを網羅しています。

過去の主な災害

1990年7月 ルソン地震(M7.6)【死者2,400名以上】
1991年6月 ピナトゥボ火山噴火 【死者640名】
2013年11月 台風ハイエン【死者・行方不明者7,000名以上】

また、リスク指数には、内戦やテロのリスクもカウントされています。

1969年から現在も続く「フィリピン紛争」では、一般市民の被害こそありませんが、政府軍と左翼勢力、モロ民族、イスラム過激派の争いで、合計1,800名ほどの死者が出ているようです。

フィリピンでは、2020年7月に「半テロ法」を成立させたばかりで、テロ組織との戦いに強い姿勢を見せています。

物価(税金)が安いのか?

世界の生活費指数をまとめたサイト「NUMBEO」の中から、日本と移住候補国の指数を抜粋してみました。

世界
順位
生活費
指数
家賃
指数
食料品
指数
レストラン
価格指数
5日本86.2226.1886.8448.07
60タイ48.9716.2949.3823.64
80フィリピン39.2510.1236.0420.64
92マレーシア38.0910.0038.2220.57

引用元:Cost of Living Index by Country 2020 Mid-Year

フィリピン・マレーシアとも、生活費が1/2以下、家賃が約40%以下で物価は十分抑えられます。

税金については、外国人でも180日を超える場合、個人所得税が発生します。ただし、個人所得税の対象はフィリピン国内源泉の所得ですので、ノマド的なビジネスであれば、課税所得の対象にはならなそうです。

他に移住で考慮すべきこと

移住の目的ではないですが、家族で移住するとなると考慮すべきことがいくつかあります。

・治安
・教育
・医療
・日本との距離

この点についても、追って調査を進めたいと思います。

まとめ

今回は、コロナ後に取得が難しそうなMM2Hの代替案として「フィリピン移住」について、検討してみました。

「自然災害リスク」については、命に直結する重要な項目ですので、フィリピン国内でもマニラ以外に安全なエリアがないか等、引き続き調査してみたいと思います。

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