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クレカの付帯保険じゃ不安…海外移住後の医療保険にはSafetyWing「ノマド保険」

クレカの付帯保険じゃ不安…海外移住後の医療保険にはSafetyWing「ノマド保険」旅行保険

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

現在、私達家族はマレーシア移住を目指し、準備を進めております。
私達家族が移住するにあたって最大の不安は、医療保険をどうするか。

日本は毎年約100兆円の歳出のうち12兆円を投じて、世界最高峰と言われる「国民皆保険制度」を維持しており、医療機関で支払う医療費は原則3割負担です。

救急車も無料ですし、年間の医療費の自己負担限度額まで設定されていたりして、医療費に不安を感じることはほぼありません

しかし、海外に1年以上居住する(住民票を抜く)場合は、国民健康保険に継続して加入することは出来ません

そのため、海外に移住する日本人は、各自で医療保険を検討しなければなりません。

  1. 住民票を残し日本の健康保険加入を維持する
  2. クレジットカードの付帯保険を利用する
  3. 海外旅行保険を利用する
  4. 現地の民間医療保険を利用する

僕自身この選択肢はどれもイマイチだなあと考えて調べた結果、発見したのが「SafetyWing」です。

この記事ではSafetyWing社が提供する「Nomad Insurance(ノマド保険)」が僕自身が求めていた「理想の医療保険」なのかを深堀りして検証してみたいと思います。

関連記事
>> ノマド保険|SafetyWingの使い方【長期海外旅行で申込み】体験レビュー

海外移住後の医療保険にはSafetyWing「ノマド保険」

そもそもSafetyWing社の「Nomad Insurance(ノマド保険)」とは何か?

現在世界中で増え続け、2035年には10億人に達すると想定される”デジタルノマド”に対し、180カ国以上の国で利用可能な医療保険旅行保険をパッケージ化した保険商品

実際の保険プランは、日本でもおなじみ東京海上と提携し販売しています。

SafetyWing「ノマド保険」最大のときめきポイントはズバリ低コスト
保険の価格を見積もる要素は、シンプルすぎる以下の3点のみ。

  1. 年齢 (生後15日~39歳、~49歳、~59歳、~69歳)
  2. 期間 (5日〜364日)
  3. アメリカに行くかどうか?

せっかくなのであなたのケースでお見積りしてみて下さい。

安いでしょ?

ただ、保険は安けりゃいいってもんじゃない。おっしゃるとおり!
最も大事な補償内容についても、確認していきましょう!

海外移住後の医療保険比較

まずはSafetyWing社の「ノマド保険」と他の3つの選択肢を安い順に並べて、基本項目を比較してみます。※現地の民間医療保険は、対象となる国によって差が激しいので除外しました。

クレカ付帯保険
(楽天カード)
ノマド保険
SafetyWing
海外旅行保険
(損保ジャパンoff!)
国民健康保険
(年収500)
月額(40歳/人)無料$59.92
(約6,500円)
7,180円約5.2万円
年額(40歳/人)無料約84,500円86,160円約624,000円
治療費用200万円$250,000
(約2,675万円)
1,500万円日本での治療費を
基準とした7割
救援者費用200万円$100,000
(約1070万円)
1,500万円
免責金額$250
(約26,750円)
補償期間3ヶ月以内92日間
※$1=107円換算

各保険のメリット・デメリットについて、補足します。

海外移住の医療保険に「クレジットカード付帯保険」を使う

クレジットカード付帯保険の特徴は、以下の通り。
※今回の比較では海外移住者に人気の「楽天カード」を使用しました。

◯ 無料
× 治療費用の上限が低い
× 補償期間は出国から3ヶ月以内

クレジットカードの最強のメリットは、なんと言っても無料であること。
海外ノマド上級者は、クレジットカードの付帯保険を駆使している人が多いように感じます。

しかしながら、僕たち家族のような定住スタイルの場合、補償期間が3ヶ月というのは大きなデメリットです。補償を途切れなく継続するために家族4人で年4往復した場合の飛行機代は年間数十万円になってしまいます…。

現地にいながらにして補償を継続するための裏技もあるようですが、いつ制度が変わるかもわからないので、家族でそれやるにはちょっとリスクが高すぎます。

海外移住の医療保険にSafetyWing社の「ノマド保険」を使う

期待の新人 SafetyWing社の「ノマド保険」 の特徴は以下の通りです。

◯ 低コスト
◯ 治療費用の上限が十分
× 自己負担額(免責額)の設定がある
× 予防治療、がん治療には非対応

SafetyWing のメリットは、補償して欲しい高額な医療費に特化しつつ、お手頃価格であること。

海外移住時の一番の不安は、緊急性の高い怪我や病気になった場合、
「すぐに対応してもらえるかどうか?」

SafetyWing ID-card を病院側に見せることで治療費の支払いが補償されること証明し、スムーズに治療を行うことが出来ます。

まだ世界的に数は少ないですが、提携病院であれば、キャッシュレスでの対応も可能のようです。

デメリットとしては、自己負担額(364日間で$250)が設定されており、少額の治療については自己負担となります。

また、予防のための治療がん治療など緊急性の低い医療には対応していません。

僕的には、高額かつ緊急な治療費用の支払いリスクを下げることが目的の保険なので、この設定がまさに絶妙です。

海外移住の医療保険に「海外旅行保険」を使う

海外旅行保険の特徴は、以下の通り。
※今回の比較では定番・損保ジャパンの「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」を使用しました。

◯ 低コスト
◯ 死亡・賠償・旅行関連の補償が充実
× 移住を目的として日本を出発する場合はご加入頂けません

チーン、、、

保険費用については以前に比べ比較的安くなったものの、その名の通り旅行のための保険なので、帰国日未定の長期移住は対象外となるようです。

日本に住民票を残し、定期的(補償期間は最長92日)に日本に帰国される方しか使えなさそうです^^;

海外移住の医療保険に「国民健康保険」を使う

国民健康保険を海外で継続して利用するメリットは、、、特になさそうです。

保険料が高いことはもちろんですが、海外での医療費に関しては、高額な保険料以外にも問題があります。

日本の健康保険には、海外で治療を受けた際、帰国後に払い戻しを受けられる「海外療養費」制度というものがあります。

この制度は「海外で支払った実績額」「日本での標準額」(もし日本で同等の治療を受けた場合の費用)を比較し、いずれか低い方から自己負担額3割を差し引いた金額を払い戻すという謎のシステムになっています。

参考)海外療養費の払い戻し額
https://www.kenporen.com/health-insurance/kaigai-ryoyou/

また、国民健康保険を維持するためには、日本に住民票を残す必要があり、健康保険料だけでなく、住民税・所得税の支払い義務も発生します。

出国後、どうしても日本で治療したい怪我や病気が発生した場合、急ぎの症状でなければ、帰国して転入届を出し、その場で健康保険に再加入することも出来ます。

まとめ

以上、SafetyWing社が提供する「Nomad Insurance(ノマド保険)」が僕自身が求めていた「理想の医療保険」なのかについて調べてみました。

今回は、コストや補償額などの基本的な情報をもとに比較してみましたが、引き続き、詳細な補償内容などについても調べてみたいと思います。

関連|デジタルノマド向け医療保険を提供するSafetyWing社とは?

SafetyWing社が2020年3月から「Remote Health」の提供を開始しました。
「Nomad Insurance」との違いについて比較してみました。

関連|海外旅行に便利な「持ち物リスト & 旅行計画表テンプレート」

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