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クレカの付帯保険じゃ不安…海外移住後の医療保険にはSafetyWing「ノマド保険」

クレカの付帯保険じゃ不安…海外移住後の医療保険にはSafetyWing「ノマド保険」 旅行保険
この記事は約6分で読めます。

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。

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日本は毎年約100兆円の歳出のうち12兆円ほどを投じて、世界最高峰と言われる「国民皆保険制度」を維持しており、医療機関で支払う医療費は原則3割負担ですみます。

救急車も無料ですし、年間の医療費の自己負担限度額まで設定されていたりして、医療費に不安を感じることはほぼありません

しかし、海外に1年以上居住する(住民票を抜く)場合は、原則、国民健康保険に継続加入はできません

そのため、海外に移住する日本人は、各自で医療保険を検討しなければなりません。

① 住民票を残し日本の健康保険加入を維持する
② クレジットカードの付帯保険を利用する
海外旅行保険を利用する
④ 現地の民間医療保険を利用する

僕自身この選択肢はどれも一長一短だなあと考えて調べた結果、発見したのがSafetyWing社が提供する「ノマド保険」です。

この記事では、海外生活の医療を補償する「Nomad Insurance(ノマド保険)」について解説します。

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出国後でも申込める海外医療保険 /

海外移住後の医療保険にはSafetyWing「ノマド保険」

まずは、ノマド保険の概要についておさらいしてみましょう!

SafetyWing社の「Nomad Insurance(ノマド保険)」とは?

SafetyWing社のノマド保険は、2035年には10億人に達すると想定される“デジタルノマド”に対し、180カ国以上の国で利用可能な医療保険旅行保険をパッケージ化した保険商品です。

実際の保険プランは、日本でもおなじみ東京海上と提携し販売しています。

SafetyWing「ノマド保険」最大のときめきポイントは、ズバリ低コスト

39歳まで(米国滞在者を除く)なら、月額45ドル(約6,500円)ほどで十分な保証が得られ、さらに大人1名につき、10歳未満の子ども1名分もカバーされます。

保険の価格を見積もる要素は、シンプルな2要素のみ。

① 年代 (~39歳/~49歳/~59歳/~69歳)【Age range】
② アメリカに行くかどうか?【Including travel in the US】

以上で、1ヶ月あたりの保険料が算出されます。

オプションで「Spesific travel dates(特定の旅行期間)」をONに設定すると、日割りでの保険料の設定も可能です。

簡単に見積もりができるので、ぜひ一度お試しください。

安いでしょ?

ただ、保険は安けりゃいいってもんじゃない。おっしゃるとおり!
最も大事な補償内容についても、確認していきましょう!

海外移住後の医療保険比較

まずはSafetyWing社の「ノマド保険」と他の3つの選択肢の基本項目を比較してみます。

クレカ付帯保険
(楽天カード)
ノマド保険
SafetyWing
海外旅行保険
(損保ジャパンoff!)
国民健康保険
(年収500円想定)
月額無料$45.08
(約6,536円)
2.2万円約5.2万円
年額(目安)無料約7.8万円約26.8万円約62.4万円
治療費用200万円$250,000
(約3,625万円)
1,500万円日本での治療費を
基準とした7割
救援者費用200万円$100,000
(約1,450万円)
1,500万円
免責金額年間$250
(約36,250円)
補償期間3ヶ月以内92日間
指定条件〜39歳
米国以外
アジア地域
バランスプラン
※$1=145円換算

各保険のメリット・デメリットについて、補足します。

海外移住の医療保険に「クレジットカード付帯保険」を使う

クレジットカード付帯保険の特徴は、以下の通り。

※今回の比較では海外移住者に人気の「楽天カード」を使用しました。

◎ 無料
✕ 治療費用の上限が低い
補償期間は出国から3ヶ月以内

クレジットカードの最強のメリットは、なんと言っても無料であること。
海外ノマド上級者は、クレジットカードの付帯保険を駆使している人が多いように感じます。

しかしながら、僕たち家族のような定住スタイルの場合、補償期間が3ヶ月だけというのは大きなデメリットです。

現地にいながらにして補償を継続するための裏技もあるようですが、いつ制度が変わるかもわからないので、家族でそれやるにはややリスクが高いと感じます。

海外移住の医療保険にSafetyWing社の「ノマド保険」を使う

期待の新人 SafetyWing社の「ノマド保険」 の特徴は以下の通りです。

低コスト
治療費用の上限が十分
自己負担額(免責額)の設定がある
予防治療、がん治療には非対応

SafetyWing のメリットは、補償して欲しい高額な医療費特化しつつ、お手頃価格であること。

海外移住時の一番の不安は、緊急性の高い怪我や病気になった場合、
「すぐに対応してもらえるかどうか?」

SafetyWingのIDカード(アプリ画面)を病院側に見せることで治療費の支払い能力証明し、スムーズに治療を進めることができます。

まだ世界的に数は少ないですが、提携病院であれば、立替不要のキャッシュレス対応も可能です。

デメリットとしては、自己負担額(364日間で$250)が設定されており、少額治療については自己負担となります。

また、予防治療がん治療など緊急性の低い医療には非対応です。

僕的には、高額かつ緊急な治療費用の支払いリスクを下げることが目的の保険なので、この設定がまさに絶妙です。

出国後でも申込める海外医療保険 /

海外移住の医療保険に「海外旅行保険」を使う

海外旅行保険の特徴は、以下の通り。

※今回の比較では定番・損保ジャパンの「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」を使用しました。

低コスト
死亡・賠償・旅行関連の補償が充実
移住目的で日本を出発する場合は加入不可

チーン、、、

保険費用については、昔に比べ安くなったものの、その名の通りあくまで旅行のための保険なので、帰国日未定の長期移住は対象外です。

海外移住の医療保険に「国民健康保険」を使う

国民健康保険を海外で継続して利用するメリットは、、、特になさそうです。

保険料が高いことはもちろんですが、海外での医療費に関しては、高額な保険料以外にも問題があります。

海外で治療を受けた際、帰国後に払い戻しを受けられる「海外療養費」制度が適用されます。

この制度は「海外で支払った実績額」「日本での標準額」(もし日本で同等の治療を受けた場合の費用)を比較し、いずれか低い方から自己負担額3割を差し引いた金額を払い戻すという謎のシステムになっています。

参考)海外療養費の払い戻し額
https://www.kenporen.com/health-insurance/kaigai-ryoyou/

また、国民健康保険を維持するためには、日本に住民票を残す必要があり、健康保険料だけでなく、住民税・所得税の支払い義務も発生します。

もし出国後、緊急性の低い病気にかかった場合、最悪、一旦日本に帰国し、健康保険に再加入するという選択肢はあるので、緊急性の高い病気や怪我に関しては、現地で使い勝手の良い保険に加入するほうが良いと考えます。

結論 海外に移住するなら海外にフィットする保険を選ぼう!

以上、SafetyWing社が提供する「Nomad Insurance(ノマド保険)」が僕自身が求めていた「理想の医療保険」なのかについて調べてみました。

日本の居住者でなくなる以上、海外生活に適した保険を選ぶ必要があると感じます。

移住後は、現地の保険会社なども含めて検討したいと思いますが、移住直後の保険として「」

今回は、コストや補償額などの基本的な情報をもとに比較してみましたが、引き続き、詳細な補償内容などについても調べてみたいと思います。

ではまた!

出国後でも申込める海外医療保険 /

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