デジタルノマド向け医療保険を提供するSafetyWing社とは?

デジタルノマド向け医療保険を提供するSafetyWing社とは?SafetyWing

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
現在、私達家族はマレーシア移住を目指し、MM2Hビザの取得を進めております。

海外移住するにあたって不安を感じていた医療保険に関して、前回の記事では、ノマド向け医療保険「Nomad Insurance」と日本の海外移住者がよく利用する医療保険とを比較してみました。

今回は、実際にノマド向け医療保険を提供するSafetyWing社とその商品について、さらに深堀りしてみたいと思います。

デジタルノマド向け医療保険を提供するSafetyWing社とは?

SafetyWing社は、ノルウェーを拠点とするインシュアテック(保険×テクノロジー)企業。AirbnbやDropBoxなどを排出したスタートアップ支援組織「Y Combinator」を2018年に卒業し、現在は世界15,000人以上の顧客に医療保険プランを提供しています。

旅行と医療を組み合わせた保険「Nomad Insurance」と国際総合健康保険「Remote Health」の2つの保険商品を販売しています。

将来的には、世界的な社会保障を構築し、健康保険、傷害保険、年金(財政補償)などを世界的なメンバーで統合することを目指しています。

SafetyWingの2つの商品の違い

SafetyWingが提供する2つの保険商品「Nomad Insurance」「Remote Health」の違いについて比較してみました。

Nomad InsuranceRemote Health
母国外での補償
母国での補償△*
短期プラン**×
旅行補償×
コロナウイルス補償×
がん補償×
既往症***の補償×

*短期訪問のための限定的な保険(原則30日間)
**リモートヘルスは月額で料金を支払うことができますが、年間契約が必要です。
***今は治っているが以前かかったことのある病気

Nomad Insurance(ノマド保険)は、旅を伴う母国外での生活において、緊急かつ高額な医療補償をカバーしつつ、旅で発生するトラブルもサポートしています。

一方、Remote Health(リモートヘルス)は、世界中の国々(175カ国以上)で総合的な健康を補償することを目的に設計されています。

各商品の特徴について詳しく解説します。

Nomad Insurance(ノマド保険)とは?

Nomad Insuranceは、SafetyWing社が最初に開発したデジタルノマド向け医療保険。

旅行保険と医療保険がパッケージ化され、4週間で37ドル〜とお手頃価格で海外での医療を補償してくれる商品です。

日本でもおなじみ東京海上のグループ会社Tokio Marine HCCをパートナーとして保険を提供しています。

Nomad Insuranceのメリット・デメリット

Nomad Insuranceの特徴は以下の通りです。

◯ 低コスト
◯ 短期プラン(最短5日〜)あり
◯ 旅行関連補償あり
◯ 子供(家族)の補償あり(大人1人あたり10歳未満1人分無料)

× 母国での医療補償は90日ごとに30日間が上限
× コロナウィルス※、がん、既往症の補償なし

※コロナウィルスについては、CDC(米国疾病対策センター)の「世界旅行警告」が2020年3月27日に発行され、旅行医療保険の規定により補償対象外となりました。サポートに確認した所、CDCの「世界旅行警告」解除後、6ヶ月間はコロナウイルスの補償対象外が継続されるとのことです。

将来的にも別の感染症などが発生した場合にも「世界旅行警告」の有無を基準に補償対象の可否が決定される可能性があります。

Nomad Insuranceの料金表

Nomad Insuranceは、基本4週間ごとに契約が自動更新される保険です。
4週間毎の保険料は、”年齢”と”アメリカでの医療補償の有無”によって決まり、以下の料金設定となっています。

アメリカを除くアメリカ含む
生後15日〜9歳$0.00*$0.00*
10〜39歳$36.96$67.76
40〜49歳$59.92$111.44
50〜59歳$94.08$183.68
60〜69歳$127.68$250.60
※2020年5月時点

*生後15日〜10歳未満の子供については、大人1人あたり1名、1家族につき最大2名まで無料となります。

Nomad Insuranceはこんな人におすすめ

・医療保険のコストを抑えたい
比較的健康な人
移動(旅行)が多い
海外滞在期間が未定の人
10歳未満の子供がいる

詳細資料|SafetyWing Insurance

https://safetywing.com/description-of-coverage.pdf

Remote Health(リモート健康保険)とは?

Remote Healthは、2020年3月に発表されたばかりのリモートワーカー& ノマド向けの健康保険。

Remote Healthは、個人だけでなく、企業で働くチームスタッフにも医療補償を提供でき、プランをカスタマイズすることで、より充実した医療補償を作ることも可能です。

Nomad Insuranceでは、旅行医療保険の規定により補償対象外となってしまったコロナウィルスの治療も補償の対象となります。

こちらは香港に本社を置くNow Health Internationalをパートナーとして、保険を提供しています。

Remote Healthのメリット・デメリット

Remote Healthの特徴は以下の通りです。

◯ 広範囲の補償(コロナウィルス、がん、既往症)
◯ 母国の医療も補償対象
◯ 米国の医療も補償対象
  (米国、香港、シンガポールは上限30日間の制限あり)

◯ オプション補償が充実
 (歯科医療、免責額排除、外来治療、補償期間制限日数の延長)
× 旅行関連補償はなし

Remote Healthの料金表

Remote Healthは、基本1年単位の契約となります。
月払いでの支払いも可能ですが、年払いのほうが約5%ほどお得になります。

月額年額
18〜39歳$153$1,745
40〜49歳$229$2,612
50〜59歳$354$4,044
60〜69歳$666$7,602
※2020年5月現在

18歳未満の子供に関しては、親の申込後、見積もりが必要とのことです。
サポートに確認した所、現在は18〜39歳の価格の2/3だそうです。

Remote Healthのオプションメニュー

Remote Healthは、基本料金の補償に加え、追加料金でオプション補償を加えることが出来ます。

①歯科治療補償の追加
 年間上限1,500ドルの歯科治療補償を追加します。
 ただし、補償開始前に9ヶ月の累積期間が必要です。
②免責額の排除
 基本の補償契約では、毎年250ドルの免責額が設定されています。
 このオプションにより、免責額の設定を排除できます。
③アメリカ、香港、シンガポールでの補償期間の延長
 基本の補償契約では、上記エリアでの医療補償期間は30日以内です。
 このオプションにより、補償期間を6ヶ月に延長できます。
④外来治療補償の追加
 入院以外の医療サービス(かかりつけ医師、理学療法など)において、90%の払い戻しを補償

オプション補償にかかる費用は、組み合わせにより異なりますが、公式サイトで簡単に見積もることが出来ます。

※ページ遷移後、メニューの”Pricing”をクリックして下さい。

Remote Healthはこんな人におすすめ

コロナウィルス治療補償が必要な人
がん治療補償が必要な人
母国の滞在期間が長い
・オプションで補償を追加したい

詳細資料|SafetyWing Remote Health Benefit Schedule

https://safetywing.com/static/media/remoteHealthCoverage.1d9fd17e.pdf

まとめ

以上、SafetyWing社についてと、その2つの医療保険「Nomad Insurance」「Remote Health」の違いについて調べてみました。

現状、2つの商品の最も大きな差はやはり、コロナウィルスの治療補償だと思います。

コロナウィルスに対する対応については、公式サイトでも詳細に説明されており、コロナウィルス問題の解決策として「Remote Health」が推奨されています。

※パンデミック後に「Nomad Insurance」にコロナ対策のオプションを作成することも検討されたそうですが、シュミレーションの結果、費用的な面でそれは実現不可能だったようです。

今後、パンデミックの第2波、第3波が予想される現状においては「Remote Health」をメインに、医療保険の加入検討を進めたいと思います。

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