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海外証券口座(Firstrade)利用時の確定申告方法【俺の暫定版】

海外証券口座(Firstrade)利用時の確定申告方法【俺の暫定版】確定申告

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

海外移住後は国内証券会社を継続して利用することはできなくなるため、海外移住後も継続して利用できる米国Firstrade証券を利用することにしました。

関連 >> 米国ネット証券会社「Firstrade」口座開設の手順【15分で完了】

しかし、コロナによるビザ申請の中断により、移住の予定がのびのびに、、、^^;

そもそもFirstrade証券では積立購入だけ行い、確定申告は配当所得だけですます予定でした。

関連 >> 【米国株】Firstradeの確定申告の手間を最小限にする秘策【売らない】

しかし今年は一部売却が余儀なくされ、譲渡所得についても申告が必要な状況です。

そこで、重い腰を上げてFirstradeの確定申告【俺の完全版】記事執筆いたします!

※2021年11月時点では【暫定版】で2022年3月の確定申告までに記事を完成させる予定です。

Firstrade利用者のホンネ

日本の国内の証券口座には「特定口座」という便利なシステムがあるため、株式の確定申告については学ばずとも自動で処理される便利な環境が整っています。が、それゆえに、いざ自分で確定申告が必要となると、めちゃんこ億劫です。。。

また、税制面で不利な点も多く、日本の法律の範囲外となり、トラブルは自力で解決する必要があるなど様々なリスクがあります。
ゆえに海外移住予定のない国内居住者の方には、基本的に国内証券会社の利用をオススメします。

海外証券口座(Firstrade)利用時の確定申告【前提条件】

そもそも確定申告とは「所得」を計算し、税額を計算する作業です。
そして、株式投資には以下の2つの所得が発生します。

A.配当所得(インカムゲイン)
B.譲渡所得(キャピタルゲイン)

この2つの所得に対する「税法」を確認してみると、

①海外証券会社で取引した株は上場株とみなされない
②税法には「一般税法」と「特別法(租税特別措置法)」がある

という点がポイントになることがわかりました。

※長い話になるので興味ある方向けに、改めて別記事にまとめたいと思います。

つまり「非上場株」の「配当所得/譲渡所得」に関する「税法/特別法」を確認すればOKです。

上場株と比較しながら、各所得の特別法(特例)の有無を確認してみましょう。


非上場株
(海外証券口座)
上場株
(国内証券口座)
特例内容
配当所得
の特例
なし
(総合課税のみ)
あり
(総合 or 申告分離)
申告分離課税か総合課税の
選択ができる
譲渡所得
の特例
あり
(申告分離課税のみ)
あり
(申告分離課税のみ)
申告分離課税が適応される
譲渡損失
の特例
なしあり・譲渡損失を配当所得と相殺できる
・譲渡損失を3年間繰越せる

基本的に国内の投資を活発化させるための特例なので、海外証券口座の取引まで優遇する義理はない!

というのが基本的な考え方です。

確定申告が不要なケース

海外証券口座(Firstrade)に関する確定申告が不要になるケースもなくはないです。
それは、以下の条件を満たした場合のみです。

・配当金が一切ない(グロース株の購入のみ)
・株式購入はしたが、売却はしていない
・株式売却はしたが、利益が出ていない

これまでの流れでご理解頂けた通り「非上場株」は様々な特例が適応されないため、1円でも利益が出てしまうと確定申告が即必要になってしまいます。

この前提条件を踏まえた上で、早速確定申告の作業を進めてまいりましょう!

確定申告に必要な取引データの取得(Firstrade編)

今回は、Firstrade利用者の方向けに具体的な取引データの取得方法をご紹介します。
確定申告に必要な取引データは以下の2つです。

配当所得の取引データ

Accounts > E-Documents > Statements ※1月~12月分をダウンロード

Firstrade証券の確定申告-配当所得の取引データ

「Statements」は、毎月1回PDF形式で発行される明細書です。最初の2〜3ページ目にある「INCOME AND EXPENSE SUMMARY」の部分を参照します。

①Taxable Dividends課税配当
②Taxable Bond interest課税債券利息
③Credit interest現金利息
④Non-resident tax paid非居住者源泉徴収
⑤Substitute Payments代替支払い

数字がたくさん並んでいますが、THIS PERIOD(今期)①②③⑤が所得④が源泉徴収分になります。
年間の数字もありますが、1ヶ月単位で日本円に換算するため、月ごとに集計します。

Substitute Paymentsって何?

「貸株中に発生した配当収入の代わりの支払い」のことです。アメリカ国内では税制的に分ける必要があるようですが、日本で「総合課税」として処理するので、まとめてしまっても問題なさそうです。

Substitute Payments」について、詳しく知りたい方はモトリーフール(英語)の記事に詳しく書かれています。
興味ある方はあわせてどうぞ!>> What Is a Substitute Payment in Lieu of Dividends?

譲渡所得の取引データ

Accounts > Gain/Loss > 202X Tax Year Gain-Loss Info > Download CSV

年間損益情報がCSV形式でダウンロードできます。


WEB上であれば今年の損益情報も確認できるのですが、CSVは年に1度の更新のため、前年分しかダウンロードできないようです。

確定申告用のデータは、年明け以降に最新データをダウンロードしましょう!

確定申告用のデータの集計

取得した「取引データ」は米ドル換算のため、日本円換算で集計する必要があります。
これが一番手間のかかる部分なのですが、できる限り工夫して省力化しています。

配当所得の集計

ダウンロードした「Statements」の「INCOME AND EXPENSE SUMMARY」をスプレッドシートに月ごとに記入します。

配当所得【①②③⑤の合計】と源泉徴収【④】を毎月末日の為替レートを基準に日本円換算で集計します。

譲渡所得の集計

スプレッドシートに損益情報CSVをコピペし、取得日・売却日を基準に円換算で集計します。

もとのCSVをそのまま利用しているので順番がチグハグですが、、、計算式は以下のとおりです。

株式にかかる譲渡所得(譲渡益)の金額の計算方法

総収入金額(譲渡価額) – 必要経費(取得費+委託手数料等) = 譲渡所得等の金額

▼ Firstradeは手数料0なので、

総収入金額 = 売却日[E3=2020/09/12]の為替レート[M3=¥106.1] × 売却額[F3=$1,033.23]
必要経費  = 購入日[D3=2020/01/04]の為替レート[L3=¥108.0] × 購入額[G3=$1,174.58]

を代入すれば計算できます。

為替レート(ドル円)の取得は、下記GoogleFinance関数にて購入日/売却日セルを参照すれば取得可能です。

=index(GoogleFinance("currency:USDJPY","price",【参照セル】),2,2)

確定申告書の作成

確定申告書の作成は、国税庁の「確定申告書作成コーナー」を利用すれば、かんたんに確定申告書の作成が可能です。

確定申告の全体の流れは以下の通りです。

①入力に必要な書類の準備
②提出方法の選択【e-Tax or 郵送】
③申告内容の記入【住所氏名/収入金額/所得控除など】
④申告書の提出

確定申告書の作成全体では、申告方法や申告者の状況により細分化されてしまうので、今回は「非上場株式の配当&譲渡所得」に関する部分だけをピックアップしてご紹介します。

「確定申告書作成コーナー」の操作方法は、年明けに「令和3年用」が利用可能になるため、具体的な作成の流れは改めてスライドにまとめたいと思います。

(※2022年1月下旬に更新予定)

結論 確定申告に必要な作業は意外とシンプル

以上、Firstradeの確定申告【俺の暫定版】でした。

かなり入念に調査した結果ではありますが、
もしなにか気になる点などございましたらご一報くださいませ!
今ならまだ訂正が間に合います^^;

ではまた!

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