こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
我が家では米国証券会社のETFを中心にポートフォリオを組んでいますが、仮想通貨は3%程を割り当てて投資をしています。
3%の根拠について特に明確な理由はなかったのですが、、、
2020年末に世界の上場株式の時価総額が史上初の100兆ドルを超え、ほぼ同時に仮想通貨の時価総額も1兆ドルの大台を突破!
という話を聞き、あながち悪くはない基準だったのかなと勝手に納得しました。
そこで今回の記事では、改めて世界の様々な市場の時価総額を調査・比較することで、仮想通貨(主にビットコイン)の将来性について考えてみたいと思います。
仮想通貨の時価総額
まずはじめに「仮想通貨」の時価総額ですが、年初来の4ヶ月で一時は2兆ドルを超える勢いで成長しています。
仮想通貨は、利息や配当のないキャピタルゲイン(値上がり益)目的の投資対象とされてきましたが、DeFi(分散型金融)を活用した利息や配当がもらえる仕組みが昨年の夏頃から人気になりました。
インカムゲイン(配当益)の選択肢ができたことで、より多くの資金が集まりやすくなったのかもしれませんね。
ちなみに、ビットコイン単体は仮想通貨全体の約半分で1兆ドルを突破しています。
世界の株式市場の時価総額
世界の「株式市場」の時価総額については、WFE(国際取引所連合)の統計データを参考に2018年〜2021年の3エリアの市場に上場する株式の時価総額をまとめました。
Americas (アメリカ大陸) | APAC (アジア太平洋) | EMEA (欧州/中東/アフ) | 合計 | |
18/01 | 38,213,198 | 30,749,803 | 20,877,670 | 89,840,670 |
19/01 | 37,355,202 | 27,884,467 | 17,786,427 | 83,026,095 |
20/01 | 41,690,299 | 28,324,414 | 21,508,419 | 91,523,132 |
21/01 | 49,139,621 | 34,825,287 | 22,588,380 | 106,553,288 |

世界の株式成長率は、直近の3年間で約18.6%で年平均6%と堅調な推移を見せています。

ひとまず年6%成長を1つの基準にしたい!
世界の債券市場の時価総額
世界の「債券市場」の時価総額については、ICMA(国際資本市場協会)のGlobal Bond Marketsからの引用です。
2020年のQ2時点で、政府発行債券・社債をあわせて128兆円を超えています。
これは時価総額というか、、、要するに”借金”ですね…
もちろんその要因はコロナに対応するための経済対策なのですが、増え方が尋常じゃないですね。
リーマンショックに対する政府の救済措置がきっかけで「ビットコイン」が生まれたことを考えると、世界の借金増加による通貨の価値下落も、資金が仮想通貨に流れている一つの要因なのかもしれません。

一部の人の判断でこんなにお金を刷っちゃって、本当に大丈夫なのだろうか…
金の時価総額
「金」の時価総額については、World Gold Council(金産業の市場開発組織)のデータに基づいたInfinite Market Capからの引用です。

金の時価総額は、2021年4月時点で約11.3兆ドルを超えています。
ビットコインは「デジタルゴールド」とも位置づけられており、ビットコインの今後の価格を予想する上で、金の時価総額は良く比較される指標となっています。

金とビットコインの時価総額を足して市場規模は約12兆ドル。
将来的にはんぶんこになるとすれば、少なくとも6倍くらいの価格は目指せそうだ。
結論 嫁に予算の追加承認を申請
今回の記事では、様々な市場の時価総額を調査・比較し、仮想通貨(主にビットコイン)の将来性について考えてみたました。
今回の調査結果をまとめると、、、
投資対象としては、まだまだ魅力的な可能性を秘めている仮想通貨ですが、まだまだ想定外の事態が発生する可能性をはらんでおり、法律的な整備の面でもまだ何が起こるかわからない状況です。
日本人は海外と比較し、仮想通貨の保有率が最も高いという調査結果もあり、ひとまず”持たざるリスク”を避けて、株式やゴールドの時価総額と比較しながら、1〜10%の間で調整しながらビットコインの積立を続けたいと思います。

ビットコインの購入に奥さんの承認が必要な方は、ぜひこちらの本を読んで理論武装の上、説得にチャレンジしてみて下さい!
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約20分ほどで読了できると思います。
ではまた!