マレーシアは本当に移住したい国なのか?【164カ国-総選挙2019】

マレーシア

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

マレーシアはよく「日本人が住みたい国13年連続No.1」みたいに紹介をされますが、私の周りで「マレーシアに住みたい」といっている人を見たことがありません。

俺、昔からずっとマレーシアに移住したかったんだよ!
↑こんな奴見たことない!

実は”日本人が住みたい国”というのは、

一般財団法人ロングステイ財団が発表する「ロングステイ希望国・地域」を指しているようです。

つまるところ、”住みたい”んじゃなく、2〜3週間長期滞在したい国です。

しかもロングステイを希望する人って、基本的にリタイア世代ですよね。。。

この記事では、「本当にマレーシアに住みたい人なんているのか?」疑問を胸にインターネットを旅した結果、

「マレーシアが世界的に見ても住みたい国である!」

という証拠を発見したので、その結果を発表させて頂きたいと思います。

マレーシアは本当に移住したい国なのか?

私が発見した証拠、それがずばりこちらです。

出典:Expat Insider 2019

こちらは InterNations という団体が毎年実施している海外駐在員向けの在住国の口コミ調査Expat Insider 2019」の結果です。

マレーシアは総合ランキングで、堂々の9位にランクインしています!

というわけで、ココからは、この口コミ調査の結果について、詳しく見ていきたいと思います。

文字を読むのが面倒な人は動画でどうぞ!【約9分】

【海外移住】マレーシアは本当に移住におすすめの国なのか?世界の駐在員人気ランキング2019|ノマド家族

Expat Insider 2019 とは?

まず、改めて「Expat Insider」とはなんぞやについて解説したいと思います。

これは、世界187の国と地域に住む、延べ20,259名の駐在員から集めたアンケートの結果です。しかしながら回答母数が少ない国は結果に反映されず、75名以上の回答が得られた国だけがランキングに採用されます。

つまり、回答数が少なく個人の偏った評価は排除され、公平性が保たれた国(2019年は64カ国)がランキングの対象となっています。

なお、駐在員の基本属性は、以下の通りです。

出典:Expat Insider 2019

男女も半々ですし、年齢もまんべんなく別れています。
海外駐在という性質上、家族連れの割合が低めですが、仕方ないですね。。。

そして、評価項目は、大きく以下の5つあります。

  • ①生活の質 (Quality of Life)
  • ②溶け込みやすさ (Ease of Settling In)
  • ③個人的経済性 (Personal Finance)
  • ④仕事 (Working Abroad)
  • ⑤家庭生活 (Family Life)

※⑤家庭生活について
家族連れの駐在員は回答者全体の21%と少なめとなっており、回答数の基準は40件。
しかしながら、2019年の集計でマレーシアは基準に満たず、評価対象外となっています。
マレーシアに限らず前年に比べて約3割(50カ国→36カ国)の国が対象外となりました。

今回は、「マレーシアは本当に移住しやすい国なのか?」というテーマなので、
マレーシアの評価に関する項目を抜粋して見ていきたいと思います。

もし、マレーシアの他に住んでみたい国がある方は、以下のページから資料をダウンロードしてランキングを確認してみて下さい。

Expat Insider 2019
Discover the Expat Insider 2019 edition: one of the biggest expat surveys worldwide lets you see the world through expat eyes.

移住した駐在員が選ぶマレーシアの良い所

まず、総合ランキングについて、マレーシアの過去5年間の推移はこのような感じです。

マレーシアは、 年々総合ランキングの順位を上げています
ちなみに日本はココ数年40位前後をうろちょろしています。

サブ項目を含めた、全17項目の内、マレーシアが上位10カ国にランクインしている項目は以下の4つです。

  • 8位 幸福度(生活の質)
  • 3位 溶け込みやすさ【総合】
  • 8位 アットホーム(溶け込みやすさ)
  • 1位 言語(溶け込みやすさ)

特に「溶け込みやすさ」系で高い評価を得ているのですが、なぜ溶け込みやすいのかと考えると、シンプルに英語が話せる人が多いからだと思います。

マレーシアは、マレー系、中国系、インド系で構成される多民族国家なので、異民族と話す際に日常的に英語を話す必要があり、アジアでトップクラスの英語力を有することができています。

溶け込みやすさ以外では、目立って良い評価はなく、満遍なく良い順位につけています。

移住した駐在員が選ぶマレーシアの悪い所

そんなマレーシアが最も低い評価を受けたのが「安全性とセキュリティ」です。

全64カ国中、41位という成績です。

マレーシアはアジアの中では比較的治安の良い国というイメージがありますが、なぜこんなにも「安全性とセキュリティ」の順位が低いのでしょうか?

最も影響が大きそうなのが、2016年6月にクアラルンプール市郊外のショッピングモールで発生した手榴弾投てきによるテロ事件です。

この事件では、8人が負傷しマレーシア国内初のテロ事件と認定されており、その後もテロ関係の被疑者の逮捕が続いています。

事件が発生した2016年のランキングでもマレーシアは大きく順位を下げ、21位から38位に転落しています。

マレーシア国内には、テロ組織は存在しないものの、タイ南部、フィリピン南部、インドネシア等、過激派組織を抱える国と隣接しているため、テロ発生を留意する必要があると外務省のページでも注意喚起がなされています。

外務省 海外安全ホームページ
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

また、人口の7割を占めるマレー系のほとんどがイスラム教徒ということもあり、テロと連想してネガティブなイメージを持たれてしまうことも低評価の一因かもしれません。

マレーシア統計局の発表では、統計的には犯罪件数は徐々に減少しているものの、日本と比較し、金銭などを目的とした強盗犯罪は、人口10万人あたりの発生率が約25倍も多いそうです。

防犯対策に関しては最新の注意をはらい、きっちり安全管理を行いましょう!

まとめ

ということで、今回は「マレーシアは本当に移住しやすい国なのか?」というテーマについて、世界の駐在員延べ20,259名のアンケートをもとにした「Expat Insider 2019」を参考にしてみました。

あくまで駐在員の観点ではありますが、164カ国中総合9位ということで、世界的に見ても「住みやすい国」と言って良いのではないでしょうか。

ランキング上位には、日本人の人気の旅行先には入らないような意外な国も多々ありますので「Expat Insider 2019」を参考に海外旅行の計画を立ててみるのも良いかもしれませんね。

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