▶ビットコイン自動積立プログラム「note」で販売中!
【PR開示】当ブログの記事には、アフィリエイトリンクが含まれている場合があります。 詳しくは利用規約をご覧ください。

海外渡航に必要な予防接種(ワクチン)とは?費用&スケジュール

海外渡航に必要な予防接種(ワクチン)とは?費用&スケジュール 始め方
この記事は約5分で読めます。

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

世の中はコロナで大騒ぎで海外移住の可能性は遠ざかるばかりですが、、、
準備万端でスタンバイしておくため、海外移住に必要な予防接種(ワクチン)について調べてみました。

予防接種について調べてみると、意外にも日本は欧米諸外国に比べ予防接種率が低いという事実がわかりました。

日本ではワクチンの安全性に対する審査が厳格すぎて、予防で防げる病気(VPD)の任意(有料)接種の割合が高いため、結果的に無料予防接種の対象となる病気が少ないようです。そのため海外生活を予定している方は、渡航先に応じた予防接種が必要です。

しかし接種には、長いもので1年以上の期間を要する場合もあり、早めに予防接種を受けておく必要があります。

今回の記事では厚生労働省検疫所の情報などを参考に予防接種に関する情報を簡潔にまとめてみます。皆さんの海外渡航の準備に少しでもお役に立てばこれ幸いです。

海外渡航に必要な予防接種(ワクチン)とは?

海外渡航に必要な予防接種(ワクチン)とは?

海外渡航時の予防接種の目的は2つあります。

1.自分の身を守り、二次感染を防止する
2.予防接種証明書を取得し、入国先に提出する

自身の感染を予防することも大事ですが、渡航先の国で自身が感染を拡大させ迷惑をかけないための義務でもあります。

また、一部のエリアでは入国時や入学時に予防接種証明書が必要な場合もるので、現地在日大使館や学校などご確認下さい。

海外渡航前の予防接種で予防できる病気

予防接種で予防できる代表的な病気は以下の通りです。

無料
予防接種
病名感染経路対象致死率
なし狂犬病動物から動物(主に犬・狐・コウモリ)
と直接接触する人
★★★★★
定期
(DPT-IPV)
破傷風傷口からけがをする可能性の高い人★★☆☆☆
定期
(DPT-IPV)
ジフテリア飛沫長期滞在者全般★☆☆☆☆
定期
(DPT-IPV)
ポリオ
(急性灰白髄炎)
飲食物から長期滞在者全般★☆☆☆☆
定期
(MR)
麻しん空気/飛沫
接触
国内居住者を含む全般★☆☆☆☆
定期
(MR)
風しん飛沫/接触国内居住者を含む全般★☆☆☆☆
定期日本脳炎蚊に媒介主に東南アジアで
豚を買っている農村部
★★☆☆☆
定期B型肝炎性行為血液や体液に接触する
可能性のある人
★☆☆☆☆
任意A型肝炎飲食物から長期滞在者全般
特に60歳以下
★☆☆☆☆
任意髄膜炎菌感染症飛沫長期滞在者全般★☆☆☆☆
なし黄熱蚊に媒介渡航者全般
証明書が必要な方
★☆☆☆☆

※無料定期接種については、年代によっても異なります。

狂犬病の予防接種は必須?

致死率ほぼ100%の狂犬病は、日本では1950年「狂犬病予防法」施行により感染は激減し、1956年以来国内での感染例は撲滅しています。しかし「狂犬病予防法」では、”犬”に対する予防接種を義務付ける事で感染を防いでいるため、人間(日本人)は狂犬病の予防接種を受けていません。

1956年以降、海外旅行中に犬に噛まれた日本人が狂犬病を発症したケースは4例だけのようです。
直近では2020年5月にフィリピン旅行中に犬に噛まれた日本人の発症が確認されています。

でも実は、狂犬病は潜伏期間が長く、発症まで1〜3ヶ月とゆっくり進行するため、噛まれてからの暴露後ワクチン接種も有効とされています。

とは言え、訪れる地域によってはワクチン接種に対応していない場合もあるため、渡航予定の地域の情報を調べた上でご判断下さい。

関連サイト
>> 厚生労働省 狂犬病に関するQ&Aについて

海外渡航前の予防摂取が必要なエリア

1カ月以上長期滞在時に予防接種が推奨されるエリアは以下の通りです。

地域黄熱狂犬病髄膜
炎菌
A型
肝炎
B型
肝炎
ポリオ日本
脳炎
麻しん
風しん
破傷風
水疱
インフル
北アメリカ
豪州・ニュージー
北/西ヨーロッパ
中央アメリカ
南アメリカ
中央アジア
東アジア
東南アジア
南アジア
西アジア
北アフリカ
東・中央
アフリカ
西アフリカ
南アフリカ
東ヨーロッパ
南ヨーロッパ

赤字は予防接種なし、黒字は任意接種、青字は一般に無料予防接種済み

海外渡航に必要な予防接種の費用&スケジュール

予防接種に必要な期間や費用は、以下の通りです。

予防接種名接種
回数
1~2回目
待機期間
1~3回目
待機期間
有効期限費用目安
(1回)
合計
黄熱1回10年間¥17,000¥17,000
狂犬病3回4週後半年後2年間¥15,000¥45,000
髄膜炎菌2回4週後5年間¥20,000¥40,000
A型肝炎3回2~4週後半年後5〜10年¥7,000¥21,000
B型肝炎3回4週後半年後10年以上¥7,000¥21,000
ポリオ2回6週後10年以上¥10,000¥20,000
日本脳炎3回4週後1年後4年間¥6,500¥19,500
麻しん
風しん
2回4週後10年間¥9,000¥18,000
破傷風3回4週後半年後10年間¥3,500¥10,500

赤字は予防接種なし、黒字は任意接種、青字は一般に無料予防接種済み

ほとんどの予防接種では複数回の接種が必要であり「日本脳炎」の接種には1年間を要します。また、狂犬病ワクチンは、有効期限も短く、費用もかなりお高いです…。

海外渡航に必要な予防接種が受けられる病院

予防接種を実施している医療機関については、厚生労働省検疫所サイト内の「予防接種実施機関検索」が便利です!

結論:海外渡航するなら、まず「A型肝炎」の予防接種を!

今回の記事では、海外渡航時に必要な予防接種について簡潔にまとめてみました。

渡航エリアやその時期にもより異なると思いますので最新情報は厚生労働省検疫所にてご確認下さい。

どうしても致死率が高いものに目が行きがちですが、飲食物から感染する「A型肝炎」が日常的に最も感染リスクが高いようです。まずは、必要最小限で予防接種を受けつつ、医療機関で詳しく相談してみるのが良いかもしれません。

ではまた!

関連|保存版!自費「PCR検査キット」比較【英文-陰性証明書付】

関連|海外旅行いつから行ける?ひと目で分かる便利な地図

関連|海外移住の下見に Airbnb長期滞在割引【半額以下も!】

タイトルとURLをコピーしました