取引手数料無料ETFで組むおすすめ分散ポートフォリオ【DMM 株】縛り

取引手数料無料ETFで組むおすすめ ポートフォリオ【DMM 株】縛り 米国ETF

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

海外移住後、日本の居住者でなくなると日本の証券会社が使えなくなってしまうので、
居住地に関係なく利用可能&売買手数料無料の米国Firstrade証券をメインに資産運用をしています。

米国ETFは2,000銘柄以上あり、ポートフォリオの組合せは無限大ですし、積立投資を始めるのに最初は戸惑ってしまうかもしれません。

そこで今回はFirstrade証券同様、ETFの取引手数料が無料の「DMM 株」の米国ETF【88銘柄】を使って、おすすめのポートフォリオを組んでみたいと思います。

※「DMM 株」の取扱ETF(88銘柄)は国内他社(約300銘柄)と比較して少なめなので、他の証券会社でも流用可能です。

おすすめするための前提条件は、以下の通りです。

  • 投資期間10年間
  • 資産を2倍に増やす(成長率7%程度)
  • リスクは極力減らす
  • 手間は極力減らす(リバランス年1回)

以上の条件を目指し、以前紹介した「Portfolio Visualizer」を使って、検証してみます。
投資初心者の方がポートフォリオ作りの参考になればこれ幸いです。

取引手数料無料ETFで組むおすすめ分散ポートフォリオ

試行錯誤してみた結果、以下の検証結果が得られました。

以下に日本語訳をつけてみました。

項目(原文)項目(日本語訳)数値
Initial Balance初期残高$10,000
Final Balance最終残高$21,551
CAGR年平均成長率7.52%
Stdev標準偏差(変動リスク)6.77%
Best Year最高成績18.52%
Worst Year最低成績-2.53%
Max. Drawdown最大下落率-7.78%
(20年2月~3月)
Sharpe Ratioシャープレシオ1.02
Sortino Ratioソルティレシオ1.82
US Mkt  Correlation米国市場 との相関性0.83

※過去10年のデータをもとにした実績であり、将来の数値を保証するものではありません。
※金額についてはサイトの使用上ドル建てですが、日本円に置き換えても結果は同じです。
 ただし為替リスク(円安=プラス、円高=マイナス)はあります。

前提条件を達成できているか、深堀りしてみます。

10年で2倍に増やせるか

お金が2倍になる期間は「72÷金利」でおおよその計算ができます。

10年で2倍にしたい場合「72÷7.2%≒10年」ですので、7.2%以上の成長率が目標となります。今回の検証結果では「7.52%」年平均成長率が得られ、10年後の最終残高は「2.15倍」となりました。

リスクを極力へらせるか

過去10年の最大下落率は「−7.78%」で、これはコロナショック時(2020年2月〜3月)の成績です。つまり、コロナショックと同等の下落があったとしても約8%($800〜$1,600)程度の下落に留められる想定です。

年単位で見ると、最低成績は「-2.53%」とかなり安定した成績を達成しています。

手間を極力減らせるか

リバランスの回数については、以下の4パターンで検証してみました。

リバランス最終残高年平均
成長率
最大
下落率
毎年$21,5517.52%-7.78%
半年毎$21,4797.49%-7.78%
四半期毎$21,7087.60%-7.78%
毎月$21,5347.52%-8.16%

最終成績が最も良いのは「四半期毎」でしたが、“毎年3回”余計に作業して+150ドルという手間を考えれば、毎年1回のリバランスで十分だと考えます。

ポートフォリオ検証に使用した米国ETF

今回の理想のポートフォリオ検証に使用した具体的な投資銘柄は、以下の通りです。

※ただしVOO、GLDMは設立後10年経過しておらず検証に使用できないため、それぞれVOO→SPY、GLDM→IAUに置き換えて検証しています。

資産クラスは下記4種類でシンプルに構成しています。
株式[計40%]、債券[30%]、金[20%]、現金[10%]

株式だけ、米国株[35%]先進国株(除く米国)[5%]の2銘柄をミックスしています。

資産クラス割合検証銘柄
(設立10年以上)
本命銘柄
(新商品)
米国株35%SPY→→→ VOO
先進国株
(除く米国)
5%VEA
米国債30%BND
20%IAU→→→GLDM
現金10%CUSH(現金)

なお検証銘柄と本命銘柄の乖離は、以下のグラフの通りです。
SPY(水色)VOO(オレンジ)IAU(水色)GLDM(オレンジ)

どちらを選んでも、同等の成績が得られると思いますが、歴史が浅いことを差し引いても経費率の差で本命銘柄をおすすめします。

各ETFの概要は以下の通りです。※検証銘柄・本命銘柄共に数字を載せています。

シンボル純資産
総額
平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
1年平均
リターン
5年平均
リターン
直近1年
資金流入
SPY$298.95B$22,810M5070.09%1.72%16.43%12.00%-3.14 B
→VOO$158.57B$1,020M5150.03%1.75%16.46%12.06%23.55 B
VEA$73.90B$414M3,9270.05%2.53%6.23%3.56%2.10B
BND$59.57B$342M18,0720.04%1.17%8.62%4.39%12.69 B
IAU$32.85B$429M10.25%0.00%27.56%11.26%10.37 B
→GLDM$3.57B$45M10.18%0.00%27.76%-%2.02 B

SPY v.s. VOO の比較

純資産総額や平均出来高では「SPY」が優位ですが、経費率が3倍である事、直近1年で資金が流出している点で、今後「VOO」の利用が主流になると考えます。

IAU v.s. GLDM の比較

「IAU」と「GLDM」は、直近1年のリターンが高い事、経費率が低いことから「GLDM」をおすすめしますが、どちらでも遜色はないと考えます。

DMM 株 のメリット・デメリット

今回はETFの取引手数料が無料の「DMM 株」の米国ETF【88銘柄】を使って、ポートフォリオを組んでみました。ここであらためて「DMM 株」の特徴をまとめてみたいと思います。

DMM 株 のメリット

  • 米国株&ETFの取引手数料が無料
  • NISA口座の利用が可能
  • 特定口座(源泉徴収あり)を利用すれば確定申告不要

国内の証券会社で米国株&ETFの全銘柄を手数料無料で売買できるのは、現時点(2020年8月)で「DMM 株」だけです。国内証券会社なので、NISA口座や特定口座(源泉徴収あり)なども使うことができ、確定申告などの手間も削減できます。

DMM 株 のデメリット

  • 米国株&ETFの取り扱い銘柄数が少なめ【88銘柄
  • 配当金の受け取りが円建て

取扱銘柄の少なさについては、長期積立が前提であれば、特に問題ないと思います。
配当金の受取が円建てに関しては、配当金が出るたびに両替が必要となるため、正直効率はあまり良くありません。

成長効率」↔「確定申告の手間」 をトレードして、トントンと考えられるなら「DMM 株」での長期積立投資も悪くないと考えます。

その他、各国内証券会社との比較は以下の記事を参考にしてみて下さい。

結論 銘柄選びよりスピードが大事!!

今回はFirstrade証券同様、ETFの取引手数料が無料の「DMM 株」の米国ETF【88銘柄】を使って、理想のポートフォリオを組んでみました。

正直、ある程度資産クラスを分散しておけば、銘柄の力よりも時間の力を優先して保有することが重要です。経済成長を前提に考えれば、時間は確実にリターンを生んでくれるので、できるだけ早く投資環境を整えて、長期運用にチャレンジしてみましょう!

本格的に米国株投資にチャレンジしたい方は

今回は、初心者の方向けに【88銘柄】の中からポートフォリオを組んで見ましたが、米国市場には2,000銘柄以上のETFが上場されています。短期的な投資にチャレンジしたい場合や、少しマニアックなETFで分散性を高めたい方は、米国全銘柄の売買ができるべ米国Firstrade証券の口座開設も検討してみて下さい!

色々あります「米国ETF」

今回のポートフォリオを更にカスタマイズしてみたい方はこちらの記事も参考にして頂ければと思います。

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