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ジュニアNISAオススメETF比較【VTI vs VOO】購入シュミレーション

ジュニアNISAオススメETF比較【VTI vs VOO】購入シュミレーション 始め方
この記事は約8分で読めます。

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

現在、私達家族は2023年の海外移住を目指し、準備を進めています。

移住時期が後ろ倒しになってしまったのでジュニアNISA口座を開設し、こどもたちのお年玉貯金を利用し、米国株投資をおすすめしてみました。

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長女(11)には、勉強を兼ねて「個別株」を選んでもらいオリジナルのポートフォリオを組んでもらったのですが、昨年末に一発目にお試し購入した「RBLX」が早速の暴落…

テーパリングと利下げが進む中、個別株投資はいささか無謀な状況となっております^^;

今回の記事では、朝令暮改の方針転換、米国株ETFによる王道インデックス投資に方針転換すべく、投資候補として、米国株の基本ETF「VTI(=全米国株)」と「VOO(=S&P500)」を比較してみたいと思います。

VTI(全米国株) vs VOO(S&P500) 比較

米国に上場する2,500を超えるETFの中で資産総額3位の「VTI」4位の「VOO」が今回の候補!
まずは基本スペックをまとめてみました。

資産
総額
月平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
年平均
成長率
(10年)
最大
下落率
(10年)
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
VTI300B4M41150.03%1.19%16.3%-20.8%1.1524B
VOO280B6M5130.03%1.24%16.5%-19.6%1.1919B
2022年1月上旬時点

基本スペックはほぼ同等で、大きな違いは以下の2点です。

VTIVOO
保有銘柄数多い
(全米株4千銘柄以上)
少ない
(S&P500銘柄)
1株価格安い
(190〜245ドル)
高い
(330〜440ドル)

直近10年の成績では若干劣る「VTI」ですが、保有銘柄が多い&単価が安いので、分散投資向きだと感じ、娘たちの投資候補には「VTI」を推薦することにしました!

VTI株価

VOO株価

VTI v.s. VOO 重複率

とは言え、実際の所、内訳はほぼ一緒だったりします^^;

S&P500に投資する3大ETF【SPY/IVV/VOO】

全米ETFの資産総額1位「SPY」2位「IVV」4位「VOO」の3つは、いずれもS&P500に連動するETFです。

資産
総額
月平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
年平均
成長率
(10年)
最大
下落率
(10年)
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
SPY458B81M5070.09%1.22%16.5%-19.4%1.1937B
IVV337B6M5070.03%1.25%16.5%-19.6%1.1917B
VOO280B6M5130.03%1.24%16.5%-19.6%1.1919B
2022年1月上旬時点

違いは一体何なんでしょうか?

「SPY」の特徴

1993年に設定された約30年の歴史を持つレジェンドETF
経費率が0.09%と「VOO」の3倍長期保有には不向きです。

しかしながら「SPY」は、取引量が「VOO」の10倍以上あり、大手機関が短期売買をするために必要不可欠な存在となっています。

「IVV」の特徴

2000年に設定された「SPY」の低コストETF。

当初は経費率0.04%で「SPY」の半額以下だったため長期保有用に重宝されましたが「VOO」の登場で、その存在意義を失うも、対抗値下げをし、現在は0.03%に下がっています。

「VOO」の特徴

2010年に設定された「SPY」の低コストETF。

経費率0.03%と「SPY」の1/3に設定し、長期投資家からの資金をコツコツと積み上げ、10年先行する「IVV」を追随しするも、「IVV」の対抗値下げにより、両ETFの資金流入はは均衡している状況です。

米国株全体に投資するETF【VTI/ITOT】

米国株全体に投資するETFの2番手は資産総額ランク30位前後の「ITOT」があります。

資産
総額
月平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
年平均
成長率
(10年)
最大
下落率
(10年)
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
VTI300B4M41150.03%1.19%16.3%-20.8%1.1524B
ITOT46B2M36570.03%1.17%16.3%-20.9%1.153.3B
2022年1月上旬時点

「ITOT」の特徴

「ITOT」は「VTI」と比較し、保有銘柄数が少なく、単価が85〜108ドル程度1口あたりが半額以下で購入可能です。パフォーマンスの差はないので、少額で分散積立をしたい場合は「ITOT」を活用しても良いかもしれません。

しかし2022年1月時点で「ITOT」は国内の証券会社での取扱はないようです。。。

「ITOT」などマイナー銘柄を購入したい場合、米国証券口座の開設も検討しましょう!

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複利計算シュミレーション

ジュニアNISAの1年の上限額「80万円」を一括初期投資。

「VTI」の過去の実績通り「年平均16.3%で10年」運用した場合、将来価値は約4.5360万円になる想定です。

※シュミレーターの”数値”は操作可能ですのでご自身の予算や期間を入れて試算してみて下さい!

実際には税金手数料がかかるため、これより少なめの金額にはなりますが、NISA口座であれば税金分のコストはカットできるので、比較的有利に資産を増やすことができます。

競合商品比較

同様の条件で、一般的な投資商品と比較した場合の結果は以下の通り。

商品名利回り10年後
貯金0.001%¥800,080
定期預金0.10%¥808,036
学資保険0.55%¥845,105
VTI16.3%¥3,621,489

もちろん株式投資は、将来の値上がりを約束されたものではありません

ただしジュニアNISAで購入する以上、本人が18歳になる年末までの引出し制限があり、これを逆手に取れば、短期的な値下がりリスク心配する必要はほとんどありません

結論 長期分散なら「VTI」が扱いやすい!

今回の記事では、米国株の基本ETF「VTI(=全米国株)」「VOO(=S&P500)」を比較してみました。

ぼく自身は米国株投資のメインに「VOO」を保有しているのですが、娘たちには比較的少額で購入できる「VTI」による定期積立を提案したいと思います。

ではまた!

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30代前半、投資信託を始めたての僕にとってETFは遠い存在でしたが、今では手数料無料で気軽に購入することができるようになりました👍

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