2020|Portfolio Visualizerの使い方 米国ETF分散投資の検証に最適

2020|Portfolio Visualizerの使い方 米国ETF分散投資の検証に最適 米国ETF

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

海外移住後、日本の居住者でなくなると日本の証券会社が使用できないため、今年から居住地に関係なく利用可能な米国Firstrade証券をメインに資産運用をしています。

資産運用において最重要事項は、ポートフォリオ(組み合わせ)であると言われています。そのポートフォリオを決める上で参考にしたいのが過去の成績です。

今回は、過去の成績をもと米国株&ETFのポートフォリオ検証が簡単にできるサイト「Portfolio Visualizer」をご紹介します。

Portfolio Visualizerとは?

Portfolio Visualizerとは、WEB上で米国株&ETFのポートフォリオ(組合せ)分析ができるサイトです。今回ご紹介するような基本機能は無料で使えます

有料プランもありますが、結果の出力などの機能が欲しい人以外は無料プランで十分だと思います。

Portfolio Visualizerの価格

6カテゴリで約30個のツールがあり、様々な分析ができますが、今回は「Portfolio Visualizer」のメイン機能とも言える2つのツールご紹介します。

Portfolio Visualizerの便利ツール

ポートフォリオを検証する上で、最も有効なツールはポートフォリオのバックテスト(過去検証)ツールであるの「Backtest Portfolio」です。検証材料の違いによって、2種類のツールが用意されています。

検証ツール検証材料
Backtest Portfolio
Asset Class Allocation
「株」「債権」「商品」などの資産クラス
Backtest Portfolio
Asset Allocation
「APPL」「BND」「GLD」などの具体的な投資商品

ですので、利用する際は、
①「Asset Class Allocation」で資産クラスを決める。
②「Asset Allocation」で具体的な投資商品を決める。
という順番で使うのが良いと思います。

検証材料だけ選べば、ボタン一つで以下のような検証結果を出してくれます。

  • 最終的な運用結果
  • リターン率
  • リスク特性
  • ドローダウン(下落率)
  • ローリングリターン(保有期間リターン)
  • シャープレシオ / ソルティノレシオ

などなど、役立つ情報が盛り沢山です。

Portfolio Visualizer の使い方

「Backtest Portfolio」の使い方は2つともほぼ同じなので、今回は「Asset Class Allocation」で使い方を紹介したいと思います。

入力する情報は大きく2種類あります。

前提条件の入力

資産クラスの配分を設定する前に、まず期間や予算などの前提条件を設定します。

Portfolio Visualizer「Backtest Portfolio」の使い方

デフォルトのままでも十分な結果が得られますが、具体的な運用結果を知りたい場合は、特に以下の項目を各自設定してみて下さい。

Start Year / End Year開始年 / 終了年 ▶ 運用年数
Initial Amount初期投資の金額
Cashflowsキャッシュフロー
▶積立 【年額】(Contribute fixed amount)
▶取崩し【年額】(Withdraw fixed amount)
▶取崩し【率】(Withdraw fixed percentage)

資産配分の入力

資産配分の入力画面は「Portfolio View」以下の2パターンから選ぶことができます。

リストビュー |資産クラスをプルタブの中から選び、パーセンテージを入力
テーブルビュー|資産クラス一覧が表示され、パーセンテージを入力

※いずれも入力の見た目の問題で検証結果に影響はないので、お好みの入力方法をご利用下さい。

テーブルビューで見てもらえば分かる通り、30以上の資産クラスが用意されており、かなり細かな設定で検証が可能です。

ただ、ETF化もされていないので仕方ないですが、さすがにビットコインなどの仮想通貨はまだないようです。

Portfolio Visualizer の検証結果

では実際に「Backtest Portfolio」を使った検証結果を見てみましょう。

参考に「我が家のポートフォリオ」を「米国株優先ポートフォリオ」と合わせ、今をときめくETF「QQQ」をベンチマークに設定し、3パターンで比較してみました。

Portfolio Visualizer「Backtest Portfolio」でポートフォリオ検証

上記のポートフォリオの検証結果は以下のとおりです。

Portfolio Visualizer「Backtest Portfolio」の検証結果

数字を見る前にわかりにくそうな用語を解説しておきます。

項目日本語意味
CAGR年平均
成長率
1年あたりの成長率
TWRR時間加重
収益率
一定期間のファンドの収益率を測定します。ただし、そのファンドに関連する投資の意思決定と取引活動(例:引き出し、預金、送金)は除く。
▶ポートフォリオそのものの成績
MWRR金額加重
成長率
一定期間のアカウントの収益率を測定します。これには、アカウントでの投資の意思決定や取引活動(引き出し、預金、送金など)を含む。
▶運用中の取引内容やタイミングなども含めた運用成績。
Stdev標準偏差価格変動の幅(リスク)
Sharpe Ratioシャープレシオ(金融商品のリターン - 無リスク資産のリターン)÷ 標準偏差(リスク)
リターンをリスク(価格変動)で割った数字、高いほど優秀
Sortino Ratioソルティノレシオ(金融商品のリターン - 無リスク資産のリターン)÷ 下方偏差
リターンを下落リスクのみで割った数字、高いほど優秀

最終残高だけを見ると、QQQ>ダミー>ノマド家族という結果で、QQQには1万ドルもの差をつけられてしまっています(´;ω;`)

しかし「Portfolio Growth」で途中経過を見ると少し様子が違います。

Portfolio Visualizer「Backtest Portfolio」の検証結果(成長グラフ)

QQQがトップにいた期間は最初と最後の一瞬だけで、残りの期間は「ノマド家族」「米国株集中」が安定して接戦を繰り広げています。

「Annual Returns(年次報告書)」を見るとQQQの値動きの激しさが更に一目瞭然ですね。

Portfolio Visualizer「Backtest Portfolio」の検証結果(年次報告書)

Portfolio Visualizer の使いにくい所(無料版の課題)

Asset Allocation」で具体的な銘柄を入力してバックテストをする際にいくつかの課題が見つかりました。

  1. 銘柄数が最大25銘柄まで(無料版の場合)
  2. バックテストの期間は最新銘柄の発売日でカットされる

1に関しては、類似銘柄をまとめればひとまず対応可能です。

問題は2です。もしできたてほやほやの銘柄がポートフォリオに含まれている場合、バックテストはその銘柄の発売日が起点となってしまいます。

仕方のないことではありますが、新しもの好きの僕にとっては結構苦しい縛りです^^;

ちなみに、新し目の銘柄を古めの類似ETFに置き換えたりしてやりくりした上で、結果はこんな感じになりました。

直近4年半ほどしか遡れませんでしたが、先ほど実施した資産クラスだけの検証結果よりは良い感じの成績になりました。

その他、使っていて特に気になる事はなかったので、ひとまず皆さんにも無料版で使い倒してみることをオススメします。

結論 Portfolio Visualizerは超便利なバックテストツール

今回は、過去の成績をもと米国株&ETFのポートフォリオ検証が簡単にできるサイト「Portfolio Visualizer」をご紹介しました。

米国株&ETFで独自のポートフォリオをご検討の方は是非活用してみて下さい!

このブログでは米国ETFを色々と比較しておりますので、こちらの記事も是非ポートフォリオ作りの参考にしてみて下さい!

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