米国人気No.1「IB証券」の口座開設が初心者向きではない3つの理由

米国人気No.1「IB証券」の口座開設が初心者向きではない3つの理由 海外移住

こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
海外移住のため、日本の資産を米国Firstrade証券に移しながら資産運用をしております。

日本人が口座開設できる海外の証券会社はいくつかあり、中でも最も評価が高いのがInteractive Brokers(IB証券)です。

国際的な証券会社を総合的に評価・比較するサイト「BrokerChooser」において、IB証券は「Best online brokers for 2020」に選ばれており、多くの投資家にとって優れた証券会社であることには間違いありません。

しかし、投資手法には個人差があり、特に知識・経験・資金状況等によりリスク許容度が異なるため、人気No.1があなたにとってもNo.1の証券会社であるとは限りません

今回の記事では、海外移住を前提に「IB証券」と「Firstrade証券」を比較した結果、投資初心者の僕が「Firstrade証券」を選んだ3つの理由をお伝えしたいと思います。

米国人気No.1「IB証券」の口座開設が初心者向きではない3つの理由

現状、居住地によらず米国市場取引を継続できる証券口座を開設する際の選択肢は「IB証券」「Firstrade証券」のほぼ2択です。

いずれも取引手数料が割安な証券会社としてアメリカで有名ですが、ターゲット利用者は全く違います。ざっくり分けると、、、

中・上級者向け → Interactive Brokers(IB証券)
初心者向け   → Firstrade証券

「IB証券」が中・上級者向けだと感じるのは、主に以下の3点です。

  1. 取引手数料に最低1ドル(約110円)かかる
  2. 口座維持に毎月最低10ドル(約1,100円)かかる
  3. ハイリスク・ハイリターン商品の取り扱いがある

各項目について、Firstrade証券と比較しながら解説したいと思います。

取引手数料に最低1ドル(約110円)かかる

株式・ETFの取引手数料は、それぞれ以下の通りです。


IB証券Firstrade
株式・ETFの取引手数料$1(※)$0

※一部、取引手数料無料ETFを除く

たかが1ドル、されど1ドル。

数%のリターンを求める株式投資において、$1,000単位の購入で、0.1%の手数料がかかり、初心者が少額単位で売買を行いたい場合には、効率が悪くなる可能性があります。

一方、Firstrade証券の場合、売買手数料が無料なので、低額の個別株(株価:数十ドル)などでも心置きなく取引をすることができます。

口座維持に毎月最低10ドル(約1,100円)かかる

口座維持に必要な経費は、それぞれ以下の通りです。


IB証券Firstrade
口座維持費$10$0

一応「IB証券」には、口座維持費が免除になる条件が3つあります。

①口座開設後、最初の3ヶ月間
②口座内の流動性資産が「USD10万(1,100万円)」以上
③関連口座の合計資産が「USD10万(1,100万円)」より多い

つまりは、3ヶ月以内に1,100万円以上入金しろと、、、
無理です(´;ω;`)

ただし、口座維持費は固定で差し引かれるものではなく、毎月の取引でで$10以上の取引手数料が発生していれば、支払う必要がありません。

Ex.)
1ヶ月間、全く取引をしなかった場合は、満額$10
1ヶ月間で7ドル分の取引手数料を支払った場合は、差額$3

が、口座維持費として差し引かれます。

最低取引手数料は$1なので、月10回≒3日に1回の取引を行えば、維持費を相殺することができますが、、、その数をこなすのは初心者投資家にはハードルが高いです。

何れにせよ、月間$10→年間$120の維持費が必要なので、
以下のような経費率が上乗せされます。

年間運用額 $12,000(132万円)→経費率 1%
年間運用額 $120,000(1,320万円)→経費率 0.1%
年間運用額 $1,200,000(1億3,200万円)→経費率 0.01%

少額の資産運用では、せっかく海外証券口座で低コストの米国ETFを購入できたとしても、口座維持費で経費率を押し上げてしまう結果となります。

ハイリスク・ハイリターン商品の取り扱いがある

「IB証券」が高評価を得ている理由の1つが取扱商品の幅広さです。


IB証券Firstrade
株式/ETF
FX
投資信託
債権
オプション取引
先物取引
CFD

「IB証券」は、すべての金融商品を網羅しているだけでなく「取扱い通貨の種類」や「米国以外の証券取引所(世界16カ国)」での株式売買も可能です。

中級者以上には魅力的なラインナップですが、投資初心者にとって「FX、先物取引、CFD」の類は、お金を失う可能性の高いリスク商品であり、諸刃の刃です。

初心者は手の届かない場所に閉まっておく方が安全です。

IB証券が人気の理由の1つは、ハイリスク・ハイリターン商品の取り扱いがあること

一方「Firstrade」は「米国市場✕ドル建て」の取引に限定され、米国利用者の総合評価は決して高くない(「BrokerChooser」調べ)です。

「BrokerChooser」総合評価

IB証券 |★4.9
Firstrade|★4.5

しかし全57社を比較した「バイ・アンド・ホールドのための証券会社」という長期保有を目的とした部門で「Firstrade」はみごと第2位に輝いています。

取扱商品が米国市場だけとはいえ、合計7,000銘柄以上の個別株式や世界を投資対象とした様々なETFが存在しているため、組み合わせ次第で十分な分散効果を得ることは可能だと考えます。

まとめ

今回は『米国人気No.1「IB証券」の口座開設が初心者向きではない3つの理由』について解説しました。

「IB証券」口座開設も検討しましたが、僕の場合、手数料無料の「Firstrade」で取引回数を増やし、経験を積む事を選びました。

今後、利用可能で便利な証券会社が出てくれば、口座の増開設や乗り換えも検討したいと思います。

ではまた!

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