こんにちは。ノマド家族のぱぱぞん(@nomadkazoku)です。
海外移住の準備のため夫婦のWise(ワイズ)口座開設をし、毎月海外に送金をしています。

一時は1ドル150円に届くタイミングもありましたが、2023年3月時点では、だいぶ円高となり、両替がしやすいタイミングとなってきています。
Wiseを使う理由は「手数料の安い」事はもちろんですが、その仕組みや理念に共感できることも大きな要素です。
元々このサービスは、複数の通貨が存在する欧州に住む友達同士のお金の”交換こ”から始まりました。
今回の記事では、その”交換こ”の仕組みを出来るだけわかりやすく図解でご紹介したいと思います。
中学生でも分かるWiseの仕組み
Wiseの仕組みを説明する前に、まず基本となる銀行の海外送金の仕組みを理解しましょう。
銀行の海外送金の手数料はなぜ高い?
通常、銀行で行う海外送金は3つの銀行を経由し、それぞれの銀行での手数料に加えて、為替手数料も必要です。

各銀行ともビジネスですので、手数料を取るのは仕方のないことですが、手数料が一体なんの「手数」なのかがわからない点に非常にストレスを感じます。
今時お金送るのなんてボタンひとつじゃないの?
3メガバンクとりそな銀行、個人送金の手数料下げへ
三菱UFJ、三井住友、みずほの3メガバンクとりそな銀行は、個人間の送金の手数料を下げる検討に入った。少額のお金のやりとりを専用とする個人向けの送金インフラを作り、その際の手数料を安く設定する。開始時
※40年間手数料が下がらなかった日本の銀行…
手数料を下げる理由が、お客さんのためではなく、あくまで「政府などからの批判をかわす狙い」があるからだそうです。。。さようなら。
Wise(旧:TransferWise)の海外送金の手数料はなぜ安い?
Wiseの仕組みは単純で、世界各国に「貯金箱」を用意し、各国の「貯金箱」のお金を”交換こ”する事で、海外送金をせずに海外でお金を受け取る事ができます。

日本の貯金箱にお金を入れれば、アメリカの貯金箱からお金を振り込んでくれるので、1社の作業で完結しますし、ムダな「手数」はかかりません。
Wiseの手数料の内訳
Wiseは、ただ単に手数料が安いだけでなく、その内訳についても公式サイトで公開されいます。

手数料の内、純粋な利益は「マージンとWiseの成長」のたった「18%」のみで、残りはサービスの運用に必要なコストです。この良心的な利益率のおかげで、我々ユーザーは安くサービスを利用できているのだなと実感できます。
Wiseの理念
この「手数料の安さ」や「透明性」は、Wiseの企業理念でも謳われています。
常に透明性を持つこと
もともと不透明な銀行の為替手数料に対する不満からスタートしただけあって、企業理念も既存の金融に対して、徹底的に対抗する強い意志を感じますね!有言実行で先ほどご紹介した通り、手数料の内訳についても公式サイト上で公開されています。
可能な限り手数料を減らすこと
Wiseは、ユーザー数の増加に伴って手数料を値下げしています。

日本での利用者の増加にも伴い、最近では2020年3月にも約20%の手数料が引き下げられました。
【公式サイト】日本価格更新のリリース「Japan price update」
常に最高のサービスを提供すること
トランスファーワイズは、ただ手数料が安いだけでなく、サービスとして最高レベルを目指した活動をしています。送金の速度、カスタマーサポート体制、対応通貨の充実など、あらゆる角度から最適なサービスが提供できるよう日々成長し、進化し続けています。
結論 Wiseは仕組みもステキ
今回の記事では「Wiseの仕組み」について、図解を交えて出来るだけわかりやすく解説してみました。
僕自身は手数料の安さもさることながら、仕組みがとてもステキなのでこれからもサービスを利用して応援していきたいと思います!ユーザーが増えれば手数料も更に安くなりますので、円高のこの機会に皆さんも是非海外送金にチャレンジしてみて下さい!
\この見積もり機能がステキ!/
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