▶ビットコイン自動積立プログラム「note」で販売中!
【PR開示】当ブログの記事には、アフィリエイトリンクが含まれている場合があります。 詳しくは利用規約をご覧ください。

AI関連ETF比較【BOTZ/ARKQ/DRIV/ROBO】おすすめ米国ETF

業種別ETF
この記事は約12分で読めます。

こんにちは。ぱぱぞん(@nomadkazoku)です。

2023年4月、我が家はマレーシア移住をはたし、クアラルンプールで暮らしています。

海外居住者となってしまうと、日本の銀行や証券会社が利用できなくなると知り、居住国によらず無料(条件付き)で口座維持ができるアメリカの銀行口座(ユニオンバンク)と証券口座(Firstrade証券)を口座開設しました。

関連記事
>> 米国ネット証券会社「Firstrade」口座開設方法【15分で完了】
>> 海外送金Wise(ワイズ)の魅力とは?海外移住者が選ぶ3つの理由

2023年 Firstrade証券が全米7位の高評価!!

AIアートの「MidJourney」や会話形AI「ChatGPT」が大きな話題を読んでおり、わたし自身もその使い方を日々、試行錯誤しております。

様々な仕事がAIに代替され、人間の仕事のほとんどは駆逐されてしまいそうな勢いの中、AI関連銘柄への投資の需要も高まっているようです。

ティッカーシンボルがズバリ“AI”の企業「C3ai(AI)」は、AI(人工知能)IoT(モノのインターネット接続)を活用し、企業のDX(デジタル変革)を加速させる企業で、2023年の年初来150%の急上昇を見せています。

そこで今回は、AI関連ビジネスにまとめてに投資できるETFを探し、比較・検討してみたいと思います。

※本記事は2023年2月時点での情報です。

AI関連ETF4本を比較

まずは4つのAI関連ETFの主要スペックを純資産総額順に並べて比較してみましょう。

銘柄名資産
総額
月平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
3年平均
成長率
3年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
BOTZ1.58B554M440.68%0.16%9.4%-51.9%0.42-29.8M
ARKQ0.97B94K370.75%0.75%13.5%-52.6%0.51-117M
DRIV0.92B226K760.68%0.24%20.0%-34.1%0.71-74.5M
ROBO0.14B46K820.95%0.17%12.9%-41.1%0.55-46.2M
※成長率、下落率、シャープレシオは、PortfolioVisualizer 参照

純粋にAIに特化しているETFは、資産総額1位のBOTZ(Global X Robotics & Artificial Intelligence ETF)だけで、その他はどちらかというとロボットの”自動化”に関連するETFです。

詳しくは保有する主要銘柄の内訳を見てみましょう!

BOTZ比率
(%)
ARKQ比率
(%)
DRIV比率
(%)
ROBO比率
(%)
NVDA11.0%TSLA10.8%NVDA4.2%ISRG1.8%
ISRG8.4%JD7.0%GOOGL3.9%NOW1.8%
ABBN8.4%KTOS6.4%MSFT3.5%63241.7%
69547.2%TRMB6.2%72033.0%ILMN1.7%
68616.5%BIDU4.5%AAPL3.0%VCRA1.7%
BRKS6.1%GOOG4.4%INTC3.0%CGNX1.7%
65064.3%IRDM4.0%QCOM2.6%KARN1.6%
RSW.L4.2%DDD3.6%TSLA2.2%69541.6%
TECN4.1%U3.3%CSCO2.2%1590.TW1.6%
66453.9%PATH2.8%GE2.1%ZBRA1.6%
その他35.9%その他47.0%その他70.3%その他83.2%
青文字は重複なしのユニーク銘柄

一般的にテーマ型ETFは、重複が多くなりがちですが、今回ピックアップした4つのETFに関しては、重複がほぼありません。AI分野に限ってはまだまだ発展途上であり、多数のベンチャーがしのぎを削っているのかもしれませんね!

それでは、各ETFについて深堀りしてみたいと思います。

BOTZ|Global X Robotics & Artificial Intelligence ETF

銘柄名資産
総額
月平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
3年平均
成長率
3年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
BOTZ1.58B554M440.68%0.16%9.4%-51.9%0.42-29.8M
※2023年2月時点

「BOTZ」は、2016年に設立されたGlobal Xブランドの、ロボット工学人工知能に関連する企業に投資するためのETFです。具体的には、ドローン、医療ロボット、予測分析ソフトなど、ハード・ソフトを問わず幅広い分野をカバーしています。

2023年2月時点では、上位10銘柄に日本企業も4社がランクしており、日本企業も捨てたもんじゃないなと感心させられました!

構成44銘柄中、上位10銘柄の構成比率が約36%で分散性もまずまずです。

NameSymbol比率
(%)
NVIDIA CorpNVDA11.0%
Intuitive Surgical IncISRG8.4%
ABB LtdABBN8.4%
Fanuc Corp69547.2%
Keyence Corp68616.5%
Brooks Automation IncBRKS6.1%
YASKAWA Electric Corp65064.3%
Renishaw PLCRSW.L4.2%
Tecan Group LtdTECN4.1%
OMRON Corp66453.9%
その他35.9%

ピックアップ
保有比率第4位の「Fanuc Corp(6954)」は、高収入で有名なキーエンスを抜き、日本株としての保有比率第一位です。ファナックの強みは、高い技術力で従業員の30%以上がエンジニアという技術集団です。主力製品は、コンピューター数値制御による高性能の工作機械で、世界シェア50%を締めつつ「壊れない・壊れる前に知らせる・壊れてもすぐ直せる」という日本らしいモットーで、高い人気と信頼を集めています。

ARKQ|ARK Autonomous Technology & Robotics ETF

銘柄名資産
総額
月平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
3年平均
成長率
3年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
ARKQ0.97B94K370.75%0.75%13.5%-52.6%0.51-117M
※2023年2月時点

ARKQ」は、一昨年一世風靡したARK社が運用する自動化技術関連企業に特化したETFです。

ARK社のETFに共通するテーマは「破壊的イノベーション」特にエネルギー、自動化と製造、材料、人工知能、および輸送に関連する新しい製品やサービスへの投資を目指しています。

構成37銘柄中、上位10銘柄の構成比率が約53%と分散性はやや低めです。

NameSymbol比率
(%)
Tesla IncTSLA10.8%
JD.com Inc ADRJD7.0%
Kratos Defense &
Security Solutions Inc
KTOS6.4%
Trimble IncTRMB6.2%
Baidu Inc ADRBIDU4.5%
Alphabet Inc Class CGOOG4.4%
Iridium Communications IncIRDM4.0%
3D Systems CorpDDD3.6%
Unity Software Inc
Ordinary Shares
U3.3%
UiPath Inc Class APATH2.8%
その他47.0%

ピックアップ
保有比率第7位の「Iridium Communications Inc(IRDM)」は、直近一年で唯一プラス成長している銘柄。衛生インターネットサービスを提供し、22年第3四半期に過去最高の収益を記録した事で成長期待が高まり、株価を大きく上昇させました。奇しくもウクライナ侵攻がきっかけとなり、イーロン・マスクのスターリンクのおかげで衛星通信が脚光を浴び、急成長するIoTのニーズをカバーするための採用が急増しています。

ARKQ v.s. BOTZ 重複率と比較

ARKQ v.s. BOTZ 重複率と比較
引用:Fund Overlap

DRIV|Global X Autonomous & Electric Vehicles ETF

銘柄名資産
総額
月平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
3年平均
成長率
3年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
DRIV0.92B226K760.68%0.24%20.0%-34.1%0.71-74.5M
※2023年2月時点

DRIV」は、BOTZと同じGlobalXブランドの自動運転車関連企業に特化したETFです。

自動運転車においても、AIの活用は必要不可欠であり、AIの技術発展と車業界との親和性は非常に高いです。紹介する4本のETFの中では、安定した成長を続けています。

構成76銘柄のうち、上位10銘柄の構成比率が約30%で、分散性は高めです。

NameSymbol比率
(%)
NVIDIA CorpNVDA4.2%
Alphabet Inc AGOOGL3.9%
Microsoft CorpMSFT3.5%
Toyota Motor Corp72033.0%
Apple IncAAPL3.0%
Intel CorpINTC3.0%
Qualcomm IncQCOM2.6%
Tesla IncTSLA2.2%
Cisco Systems IncCSCO2.2%
General Electric CoGE2.1%
その他70.3%

とは言え、やはり上位は自動車関連が締めていますね…^^;

DRIV v.s. BOTZ 重複率と比較

DRIV v.s. BOTZ 重複率と比較
引用:Fund Overlap

ROBO|ROBO Global Robotics and Automation Index ETF

銘柄名資産
総額
月平均
出来高
銘柄数経費率分配金
利回り
3年平均
成長率
3年最大
下落率
シャープ
レシオ
直近半年
資金流入
ROBO0.14B46K820.95%0.17%12.9%-41.1%0.55-46.2M
※2023年2月時点

ROBO」は、AIを含む、ロボット・自動化などのテクノロジー企業に幅広く投資するためのETFです。

分散性を重視しており、1社の保有比率は1.9%以内に収まるように設定されています。

構成82銘柄のうち、上位10銘柄の構成比率が約17%と分散性は非常に高いです。

NameSymbol比率
(%)
Intuitive Surgical IncISRG1.8%
ServiceNow IncNOW1.8%
Harmonic Drive Systems Inc63241.7%
Illumina IncILMN1.7%
Vocera Communications IncVCRA1.7%
Cognex CorpCGNX1.7%
Kardex Holding AG
Registered Shares
KARN1.6%
Fanuc Corp69541.6%
Airtac International Group1590.TW1.6%
Zebra Technologies CorpZBRA1.6%
その他83.2%

ROBO v.s. BOTZ 重複率と比較

ROBO v.s. BOTZ 重複率と比較
引用:Fund Overlap

AI関連ETFの購入方法

米国ETFの買い方

AI関連ETFの取り扱いは、国内証券会社でも「ARKQ」以外なら購入できます。

シンボルFirstrade証券楽天証券SBI証券DMM 株ウィブル
BOTZ
ARKQ
DRIV
ROBO
米国ETF
取扱数
全銘柄
(2千以上)
400+360+280+2,000+

取引手数料や口座維持費が無料のFirstrade口座開設をご検討の方はこちらの記事も合わせてどうぞ!

関連記事|海外移住後も米国株を売買したい方
>> 米国Firstrade(ファーストレード)証券 口座開設方法【15分で完了】
>> Firstrade証券への送金・入金方法の全体像【初心者&少額投資向き】

関連記事|日本居住者として米国株を売買したい方
手数料無料 >> DMM 株
米国株の取引手数料無料【DMM 株】縛り|分散ポートフォリオにおすすめのETF
手数料が割安 >> ウィブル証券
ウィブル証券の評判とは?日本投資家のゲームチェンジャーとなるのか?

結論

以上「AI関連ETF4本」を比較してみました。

長年続いていた人工知能の開発ですが、ここに来て急激な進化を遂げています。AIに投資しておくことももちろん重要ですが、実際に触ってみてその性能を実感してみるのも良いかもしれません。

ちなみに今回のブログのヘッダー画像は「MidJourney」にて制作してみました。

ではまた!

他にも魅力的な「業種別ETF」を比較しています!

タイトルとURLをコピーしました